本・参考書・問題集
・予備校や通信講座
予備校や通信講座を受ける場合、予備校や通信教育で指定されたテキストや参考書を中心に勉強することになります。予備校の講座で使用したテキストは予備校が長年の間に培ったノウハウがつまっていおり、非常によくまとまっています。
予備校や通信講座のテキストを中心に、足りないところを参考書や問題集で補うのがよいのではないでしょうか。
・独学
独学の場合、自分にあった参考書、本、問題集を見つけて、繰り返し繰り返し勉強しましょう。あまりに多くの参考書に手を出してしまうのはよくありません。結局どの参考書やテキストも中途半端になってしまうことが多いからです。
少数の参考書やテキストを繰り返し学習するのが参考書や問題集を使いこなして勉強するコツです。
・過去問集
過去問集についても簡単に説明しておきます。
過去の試験問題を集めたのが過去問集です。過去問集も勉強する上で役に立つ問題集です。しかし、過去問の勉強のみに終始するのも問題です。商工会議所の検定試験のページ(http://www.kentei.ne.jp/boki/)では、「特に最近の受験者をみると、予想以上に過去の問題の出題パターンをなぞった学習に終始している傾向がありますので、過去の出題内容ばかりでなく、出題区分表の範囲全般にわたって学習するとともに、新しい会計基準等についての勉強が望まれます。」と戒めています。
なお、商工会議所の検定試験のページでは、試験終了後には毎回、その問題を出題した意図や共通して誤りの多かった事例などを公表しています。学習のための参考資料として活用しましょう。